八幡市議会 2007-03-23
平成19年第 1回定例会−03月23日-05号
平成19年第 1回定例会−03月23日-05号平成19年第 1回定例会
平成19年3月23日
午前10時 開 議
1.
出席議員 1 番 鷹 野 宏 議員
2 番 小 北 幸 博 議員
3 番 北 川 昭 典 議員
4 番 長 村 善 平 議員
5 番 増 尾 辰 一 議員
6 番 横 山 博 議員
7 番 横須賀 昭 男 議員
8 番 山 田 芳 彦 議員
9 番 森 下 由 美 議員
10番 亀 田 優 子 議員
11番 細 見 勲 議員
12番 岡 田 秀 子 議員
13番 田 辺 勇 気 議員
14番 森 川 信 隆 議員
15番 赤 川 行 男 議員
16番 橋 本 宗 之 議員
ただいま議題となりました日程第1、議案第9号、八幡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案、日程第2、議案第10号、八幡市職員の
退職手当に関する条例の一部を改正する条例案、日程第3、議案第11号、八幡市
国民健康保険条例の一部を改正する条例案、日程第4、議案第24号、
城南市町村税滞納整理組合の共同処理する事務の変更及び
城南市町村税滞納整理組合規約の変更について、日程第5、議案第25号、淀川・
木津川水防事務組合規約の変更について、日程第6、議案第26号、澱川
右岸水防事務組合規約の変更について、以上6議案につきまして、
総務常任委員会における審査結果をご報告申し上げます。
当委員会は、去る2月26日の本会議において付託を受けました6議案につきまして、3月5日午前10時から、
委員全員出席のもと、
牟礼市長を初めとする理事者の出席を求め、審査を行いました。
なお、5名の方から傍聴の申し出があり、委員長として許可いたしました。
それでは、これよりご報告を申し上げます。
まず、議案第9号につきましては、委員より、「改正の目的について」「
職員組合との交渉経過について」等6件の質疑があり、理事者より答弁がなされました。
質疑終結後、討論はなく、採決の結果、挙手多数にて原案のとおり可決いたしました。
次に、議案第10号につきましては、委員より、「新旧制度の差額について」等4件の質疑があり、理事者より答弁がなされました。
質疑終結後、討論はなく、採決の結果、挙手多数にて原案のとおり可決いたしました。
続きまして、議案第11号につきましては、委員より、「
限度額引き上げの
対象世帯数と金額について」等2件の質疑があり、理事者より答弁がなされました。
質疑終結後、討論はなく、採決の結果、挙手多数にて原案のとおり可決いたしました。
続きまして、議案第24号、議案第25号、議案第26号につきましては、いずれも質疑・討論はなく、採決の結果、すべて
挙手全員にて原案のとおり可決いたしました。
以上、まことに簡単ではございますが、当委員会における審査結果のご報告とさせていただきます。
○
赤川行男 議長 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 質疑なしと認めます。
これより日程第1、議案第9号の討論に入ります。
亀田優子議員。
(
亀田優子議員 登壇)
◆
亀田優子 議員 ただいま議題となっています日程第1、議案第9号、八幡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案に、
日本共産党八幡市議会議員団を代表いたしまして、反対の立場で討論をいたします。
今回の条例案は、
給与構造改革に伴い、2005年度の
人事院勧告に基づいて行われるものです。
給与構造の抜本的な改革として、年功的な給与上昇を抑制し、職務・職責に応じた
給与構造の転換を主張しています。あわせて勤務実績の反映を行うとし、給料表の現行の1号給を4分割にします。給料表の水準を平均5.2%引き下げることで、現在20歳の職員が定年まで働き続けたとき、受け取る給与・賞与を合わせた合計の生涯賃金は、改定前と比べると1,300万円の差が生じ、退職金では約100万円の差が生じることになります。地域手当は現行の9%から段階的に6%になります。1%下がるごとに年間4,000万円の減額となり、3%で1億2,000万円の減額となります。また、住居手当と通勤手当の改定で総額1,100万円の減額になります。行政の効率的な運営を図り、真の住民本意の
自治体づくりを進めるために、公務員が全体の奉仕者として本来の使命を果たすことができるよう、働きがいのある職場環境と
労働条件を市民合意のもとで整えることが大切であります。しかし、この間、職員の
労働条件は改悪されてきており、今回も一層の賃下げを労働者に強要するものであり、容認できるものではありません。
以上の理由で、八幡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案の
反対討論といたします。
なお、議案第10号、八幡市職員の
退職手当に関する条例の一部を改正する条例案にも反対であることを述べて、
反対討論を終わります。ご清聴ありがとうございました。
○
赤川行男 議長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 これにて討論を終結いたします。
これより日程第1、議案第9号、八幡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案の採決をいたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立多数(16名対5名)
○
赤川行男 議長 起立多数であります。よって、日程第1、議案第9号は原案のとおり可決されました。
これより日程第2、議案第10号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 討論なしと認めます。
これより日程第2、議案第10号、八幡市職員の
退職手当に関する条例の一部を改正する条例案の採決をいたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立多数(16名対5名)
○
赤川行男 議長 起立多数であります。よって、日程第2、議案第10号は原案のとおり可決されました。
これより日程第3、議案第11号の討論に入ります。
亀田優子議員。
(
亀田優子議員 登壇)
◆
亀田優子 議員 ただいま議題となっております日程第3、議案第11号、八幡市
国民健康保険条例の一部を改正する条例案に対して、
日本共産党八幡市議会議員団を代表いたしまして、反対の立場で討論を行います。
国は1984年以降、市町村への国庫補助を削減し、国の
負担割合を総医療費の49.8%から34.5%に減らし、さらに国保料の算出方法を改悪し、公平の名のもとに、応能割と応益割の比率を5対5にするように押しつけ、地方自治体や住民の負担がふえることになりました。憲法第25条の最低限度の生活を保障するどころか、相次ぐ
国保事業の改悪を進める国の責任は重大であります。今回の条例案は、
国民健康保険事業の運営の安定化を図ることを目的とし、
基礎賦課限度額を現行の53万円から56万円に引き上げるとあります。この影響を受ける
対象者数は、594世帯、1,782万円ということです。2007年度の
保険料率は、仮算出ではありますが、所得割は前年度と同じ10.16%、均等割は3万820円で、前年度比103.9%の1,160円の増額です。また、平等割は2万3,940円で、前年度比104.6%の1,050円の増額となっています。八幡市においては、
国保加入者の4割近くの所得層が何らかの軽減を受けているなど、所得の低い世帯がふえています。そういう中で、2007年度の歳入における国保料は、前年度より約8,100万円の増額となり、
市民負担がますます増大することになります。高過ぎる国保料を払えず滞納者がふえることにつながります。定率減税や
老年者控除の廃止など、市民の税負担がふえる中で、今回八幡市は
賦課限度額を3万円も引き上げ、均等割・平等割も増額することは、市民生活に大きな影響を及ぼします。
以上の理由により、八幡市
国民健康保険条例の一部を改正する条例案に対する
反対討論といたします。
ご清聴ありがとうございました。
○
赤川行男 議長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 これにて討論を終結いたします。
これより日程第3、議案第11号、八幡市
国民健康保険条例の一部を改正する条例案の採決をいたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立多数(16名対5名)
○
赤川行男 議長 起立多数であります。よって、日程第3、議案第11号は原案のとおり可決されました。
これより日程第4、議案第24号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 討論なしと認めます。
これより日程第4、議案第24号、
城南市町村税滞納整理組合の共同処理する事務の変更及び
城南市町村税滞納整理組合規約の変更についての採決をいたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(21名)
○
赤川行男 議長
起立全員であります。よって、日程第4、議案第24号は原案のとおり可決されました。
これより日程第5、議案第25号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 討論なしと認めます。
これより日程第5、議案第25号、淀川・
木津川水防事務組合規約の変更についての採決をいたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(21名)
○
赤川行男 議長
起立全員であります。よって、日程第5、議案第25号は原案のとおり可決されました。
これより日程第6、議案第26号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 討論なしと認めます。
これより日程第6、議案第26号、澱川
右岸水防事務組合規約の変更についての採決をいたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(21名)
○
赤川行男 議長
起立全員であります。よって、日程第6、議案第26号は原案のとおり可決されました。
△日程第7〜日程第10
○
赤川行男 議長 日程第7、議案第12号、八幡市
介護保険条例の一部を改正する条例案から日程第10、議案第27号、京都府
後期高齢者医療広域連合を設ける
普通地方公共団体の数の減少及びこれに伴う京都府
後期高齢者医療広域連合規約の変更についてまでを
一括議題といたします。
文教厚生常任委員長の報告を求めます。小
北幸博委員長。
(小
北幸博文教厚生常任委員長 登壇)
◎小北幸博
文教厚生常任委員長 ただいま議題となりました日程第7、議案第12号、八幡市
介護保険条例の一部を改正する条例案、日程第8、議案第13号、八幡市
医療費支給条例の一部を改正する条例案、日程第9、議案第14号、八幡市
文化センター条例及び
八幡市立生涯
学習センター条例の一部を改正する条例案、日程第10、議案第27号、京都府
後期高齢者医療広域連合を設ける
普通地方公共団体の数の減少及びこれに伴う京都府
後期高齢者医療広域連合規約の変更について、以上4議案につきまして、
文教厚生常任委員会における審査結果のご報告を申し上げます。
当委員会は、去る2月26日の本会議において付託を受けました4議案につきまして、3月7日午前10時より、
委員全員出席のもと、
牟礼市長を初めとする理事者に出席いただき、審査を行いました。
なお、当日、4名の方より傍聴の申し出があり、委員長として許可いたしました。
まず、議案第12号につきましては、質疑・討論はなく、採決の結果、
挙手全員にて原案のとおり可決いたしました。
次に、議案第13号につきましては、委員より、「就学前までの無料化に対する市の考えについて」等3件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。
質疑終結後に委員1名が退席され、その後、討論はなく、採決の結果、
挙手全員にて原案のとおり可決いたしました。
次に、議案第14号につきましては、委員より、「
使用料改定に伴う収入の増減について」等2件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。
質疑終結後、討論はなく、採決の結果、挙手多数にて原案のとおり可決いたしました。
次に、議案第27号につきましては、質疑・討論はなく、採決の結果、
挙手全員にて原案のとおり可決いたしました。
以上、まことに簡単ではございますが、当委員会における審査結果のご報告とさせていただきます。
○
赤川行男 議長 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 質疑なしと認めます。
これより日程第7、議案第12号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 討論なしと認めます。
これより日程第7、議案第12号、八幡市
介護保険条例の一部を改正する条例案の採決をいたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(21名)
○
赤川行男 議長
起立全員であります。よって、日程第7、議案第12号は原案のとおり可決されました。
次に、日程第8、議案第13号、八幡市
医療費支給条例の一部を改正する条例案につきましては、
松島規久男議員ほか1名から、修正の動議が提出されております。発議者に
提案理由の説明を求めます。
松島規久男議員。
(
松島規久男議員 登壇)
◆
松島規久男 議員 議案第13号、八幡市
医療費支給条例の一部を改正する条例案に対する修正案について、
提案理由の説明をさせていただきます。
お手元に配付しております修正案をごらんいただきたいと思います。
議案第13号八幡市
医療費支給条例の一部を改正する条例案に対する修正案
平成19年3月23日
提出者
八幡市議会議員
松 島 規久男
森 下 由 美
まず2ページをお開きください。
議案第13号八幡市
医療費支給条例の一部を改正する条例案に対する修正案
本則中第3条第2号イの改正規定を削り、本則に次のように加える。
第3条第2号を次のように改める。
(2) 前条第1項第2号に規定する者については、入院又は通院、調剤等に要する医療費の額から
当該医療給付の額及び1
医療機関につき1月当たり200円(月の最初の診療日に
自己負担額が200円に満たないときは、
当該自己負担額)を控除した額
第8条第1項中「同条第1項第2号に規定する者のうち第3条第2号イに該当するもの及び」を削り、「第2条第1項第3号」を「同条第1項第3号」に改め、同条第3項中「第2条第1項第2号に規定する者のうち第3条第2号イに該当するものの場合及び」を削る。
次に、3ページをお開きください。
少子・高齢化が進む中で、八幡市での
子育て支援対策として市長より提出されている、議案第13号、八幡市
医療費支給条例の一部を改正する条例案は、市民の期待にこたえるには不十分なので、本修正案を提出するものです。
その内容は、満4歳以上の幼児に係る入院外の
医療費支給額を、満4歳未満の乳幼児の入院・入院外や、満4歳以上の幼児の入院と同様、
自己負担200円と
各種保険により給付を受ける額を除く全額とするもので、19年9月診療分から適用しようとするものです。
以上のとおりですので、ご審議いただき、ご可決いただきますようお願い申し上げます。
○
赤川行男 議長 これより修正案に対する質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 質疑なしと認めます。
これより日程第8、議案第13号の討論に入ります。
まず、修正案に反対の討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 次に、修正案に賛成の討論を許します。山本邦夫議員。
(山本邦夫議員 登壇)
◆山本邦夫 議員 ただいま議題となっています日程第8、議案第13号、八幡市
医療費支給条例の一部を改正する条例案に対する修正案について、
日本共産党八幡市議会議員団を代表して、賛成討論を行います。
子供の医療費助成は、この間少しずつ前進してきており、私たちはその努力を積極的に受けとめています。
日本共産党八幡市議会議員団は、市民の皆さんと一緒に先駆的に活動してきた者として、この間の制度拡充を誇りに思っています。同時に、子育て支援が強調される中で、その前進のスピードが十分なものであるかどうかをきちんと吟味しておく必要があります。私たちは、全国的な動向、京都府内での取り組み状況から、子供の通院の医療費助成について、小学校卒業までの無料化を目指すことを政策的に提起しています。同時に、その過程で就学前までの無料化を直ちに実施すべきであると考えています。そういった視点で見ると、今回の市の提案は不十分と言わざるを得ず、就学前までの無料化を求める修正案の内容は的を射たものであります。
京都府や八幡市の子供の医療費助成の水準を見るとどのように評価されるでしょうか。
私の一番下の子供は今小学校4年生ですが、2歳になるまで東京に住んでいました。当時はゼロ歳・1歳への助成が中心でした。東京に住んでいたときには無料だったのが、私たちが京都に移り住むと、東京よりも制度がおくれていたため、医療費助成は受けられなくなりました。ちょうど98年の知事選挙のときで、子供の医療費無料化を掲げた森川 明候補に対し、現職知事陣営が絵にかいたもちなどと言って、当時の現職知事陣営とオール与党の皆さんが当たり前の市民の願いをまともに取り上げようとしなかった時期であります。ところがその後、運動と世論の広がりの中で、東京より約1年おくれで京都でも2歳まで無料に拡充されました。その結果、私の子供の医療費も再び無料になりましたが、恩恵を受けられたのはわずか数カ月にすぎません。知事の豪華海外視察や福祉の切り捨てで世論の批判を浴びている東京都政ですが、その東京と比べても大きくおくれているのが京都の現実です。当時は東京も京都も医療費助成の対象年齢は1歳程度の開きしかなかったのですが、今では随分開きが出ています。来年度では、東京は就学前まで無料、中学校卒業までは通院が2割負担になっています。兵庫では小学校3年生まで医療費助成が拡充されます。私の娘の成長と同時並行で進んでいた子供の医療費助成の波は、他の自治体では確実に広がっていますが、京都では随分おくれて、まるで周回おくれのランナーの様相であります。
府下の自治体の状況はどうでしょうか。就学前までの無料化を実施していないのは少数派であり、府南部では八幡市と宇治市だけが取り残されています。京田辺市が就学前まで無料になっているため、市内でも欽明台の小児科のクリニックでは、窓口での支払いに歴然とした差があらわれています。京田辺市の人は窓口負担は月200円で済みますが、八幡市民は4歳以上の子供の医療費は窓口負担が生じます。何で住んでいるところによって医療費に違いが出るの、この怒りの声が出るのは当然のことであります。たまたま昨日、私も保育園の保護者の方の何名かと道で出会い、お話をさせていただきましたけれども、その中でも1日も早く無料にしてほしい、こういう声が大変強く出されました。こうした声を真正面から受けとめることが必要です。3月議会の我が党の質疑で明らかになったように、就学前までの無料化に必要な財源はわずかに2,800万円であります。2007年度予算に必要な額は1,400万円にすぎません。やる気になればこの程度の財源措置は十分可能であります。市長も施政方針で助成拡充の必要性を認めておられますが、それなのになぜ中途半端な改善にとどめるのか、市の対応に理解ができません。
さて、子供の医療費助成をめぐって、先日の予算特別委員会で、我が党の活動に対する不理解から来る質問がなされていましたので、不理解や誤解を払拭するために、念のために一言申し上げておきたいと思います。私が議員になってから、子供の医療費の助成拡充・無料化をめぐる請願は計5回提出されています。また、4年前、そして今回と2度にわたって子供の医療費助成拡充をめぐる修正案も議論されてきました。ところが、不理解に基づく質問をされた方の所属会派は、うち2回の請願に反対され、4年前に私たちが提案した修正案にも反対されました。私たち
日本共産党八幡市議会議員団は、市議会の中で唯一5件の請願、さらに修正案、それらのすべてに賛成しており、子供の医療費の無料化を求める立場は一貫しています。そのため、市の取り組みの不十分さを補うため、4年前に続き今回も修正案を提出しているのであります。市長は、子供の医療費助成のさらなる拡充について言及されていますが、私たちはさらなる拡充をするのであれば、就学前までの無料化の提起以外にあり得ないと確信しています。そして、今回の修正案には1日も早く就学前までの無料化を実施して、さらに小学校卒業までの無料化に向けた本格的な流れをつくり出そうという思いが込められています。八幡市が本気で子育て支援を進める決意を市民に示すためにも、直ちに就学前までの無料化に取り組むべきであることを強調して、八幡市
医療費支給条例の一部を改正する条例案に対する修正案の賛成討論といたします。
ご清聴ありがとうございました。
○
赤川行男 議長 次に、原案に反対、賛成の討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 これにて討論を終結いたします。
これより日程第8、議案第13号、八幡市
医療費支給条例の一部を改正する条例案の採決をいたします。
会議規則第76条の規定により、まず、
松島規久男議員ほか1名から提出された修正案についての採決をいたします。
本修正案のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立少数(5名対16名)
○
赤川行男 議長 起立少数であります。よって、
松島規久男議員ほか1名から提出された修正案は否決されました。
松島規久男議員ほか1名から提出された修正案が否決されましたので、次に、原案についての採決をいたします。
なお、委員長の報告は可決であります。
原案のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(21名)
○
赤川行男 議長
起立全員であります。よって、日程第8、議案第13号は原案のとおり可決されました。
これより日程第9、議案第14号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 討論なしと認めます。
これより日程第9、議案第14号、八幡市
文化センター条例及び
八幡市立生涯
学習センター条例の一部を改正する条例案の採決をいたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立多数(16名対5名)
○
赤川行男 議長 起立多数であります。よって、日程第9、議案第14号は原案のとおり可決されました。
これより日程第10、議案第27号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 討論なしと認めます。
これより日程第10、議案第27号、京都府
後期高齢者医療広域連合を設ける
普通地方公共団体の数の減少及びこれに伴う京都府
後期高齢者医療広域連合規約の変更についての採決をいたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(21名)
○
赤川行男 議長
起立全員であります。よって、日程第10、議案第27号は原案のとおり可決されました。
△日程第11〜日程第13
○
赤川行男 議長 日程第11、議案第15号、八幡市公の施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例案から日程第13、議案第23号、
八幡市道の路線の認定、廃止及び変更についてまでを
一括議題といたします。
都市整備常任委員長の報告を求めます。北川昭典委員長。
(北川昭典都市整備常任委員長 登壇)
◎北川昭典 都市整備常任委員長 ただいま、議題となりました日程第11、議案第15号、八幡市公の施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例案、日程第12、議案第16号、
八幡市営住宅等設置及び
管理条例の一部を改正する条例案、日程第13、議案第23号、
八幡市道の路線の認定、廃止及び変更について、以上3議案につきまして、都市整備常任委員会における審査結果のご報告を申し上げます。
当委員会は、去る2月26日の本会議において付託を受けました3議案につきまして、3月8日午前10時より、
牟礼市長を初めとする理事者に出席いただき、審査を行いました。
なお、当日、3名の方より傍聴の申し出があり、委員長として許可いたしました。
まず、議案第15号については、質疑・討論はなく、採決の結果、
挙手全員にて原案のとおり可決いたしました。
次に、議案第16号については、委員より、「市営住宅のうち、八幡町当時に建設された木造住宅の建設時期について」「入居者募集計画と空家の改修費について」等3件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。
質疑終結後、討論はなく、採決の結果、
挙手全員にて原案のとおり可決いたしました。
次に、議案第23号については、質疑・討論はなく、採決の結果、
挙手全員にて原案のとおり可決いたしました。
以上、まことに簡単ではございますが、当委員会における審査結果のご報告とさせていただきます。
○
赤川行男 議長 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 質疑なしと認めます。
これより日程第11、議案第15号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 討論なしと認めます。
これより日程第11、議案第15号、八幡市公の施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例案の採決をいたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(21名)
○
赤川行男 議長
起立全員であります。よって、日程第11、議案第15号は原案のとおり可決されました。
これより日程第12、議案第16号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 討論なしと認めます。
これより日程第12、議案第16号、
八幡市営住宅等設置及び
管理条例の一部を改正する条例案の採決をいたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(21名)
○
赤川行男 議長
起立全員であります。よって、日程第12、議案第16号は原案のとおり可決されました。
これより日程第13、議案第23号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 討論なしと認めます。
これより日程第13、議案第23号、
八幡市道の路線の認定、廃止及び変更についての採決をいたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(21名)
○
赤川行男 議長
起立全員であります。よって、日程第13、議案第23号は原案のとおり可決されました。
暫時休憩いたします。
午前10時36分 休憩
───────────
午前10時50分 開議
○
赤川行男 議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
△日程第14〜日程第21
○
赤川行男 議長 日程第14、議案第1号、平成19年度八幡市
一般会計予算案から日程第21、議案第8号、平成19年度八幡市
水道事業会計予算案までを
一括議題といたします。
平成19年度予算特別委員長の報告を求めます。山村敏雄委員長。
(山村敏雄平成19年度予算特別委員長 登壇)
◎山村敏雄 平成19年度予算特別委員長 ただいま
一括議題となりました日程第14、議案第1号、平成19年度八幡市
一般会計予算案から、日程第21、議案第8号、平成19年度八幡市
水道事業会計予算案までの8議案につきまして、平成19年度予算特別委員会における審査結果のご報告を申し上げます。
当委員会は、去る2月26日の本会議において付託を受けました、平成19年度八幡市
一般会計予算案のほか、6つの特別会計予算案並びに
水道事業会計予算案の8議案につきまして、2月26日の本会議終了後に開催いたしました当委員会におきまして、日程調整及び審査の方法、審査に必要な資料請求等の協議を行い、3月12日を初日に、13日、15日、16日、19日、20日の6日間にわたり審査を行うことに決しました。
なお、資料請求に対しては、116件の資料提出があり、3月12日に配付されました。
それでは、審査の内容につきまして順次ご報告申し上げますが、審査に当たりましては、6日間とも
委員全員出席であり、
牟礼市長を初めとする理事者の出席を求め、終始活発な質疑、意見が交わされましたが、時間の都合もありますので、簡略にご報告申し上げますことをお許し願いたいと存じます。
初日の3月12日は、議会事務局、監査委員・公平委員会事務局、会計課、政策推進部、総務部、選挙管理委員会事務局、市民部、各所管の一般会計、並びに市民部所管の国民健康保険特別会計について、審査を行いました。
なお、当日、3名の方から傍聴の申し出があり、これを許可いたしました。
それでは、初日のご報告をいたします。
まず、議会事務局の一般会計につきましては、「議会費予算の総額が前年度より増加した理由について」の質疑があり、理事者より答弁がなされました。
次に、監査委員・公平委員会事務局及び会計課所管の一般会計につきましては、いずれも質疑がありませんでした。
次に、政策推進部所管の一般会計につきましては、「男女共同参画フェスティバルの内容について」「平成18年度の女性問題アドバイザー相談件数について」「第4次行財政計画について」「広報やわたの家庭内での保存方法について」「財務会計システム導入スケジュールと導入経費総額及び委託先について」「広報モニターの公募に応募者がないときの対応について」等16件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。
次に、総務部所管の一般会計につきましては、「職員
退職手当基金積立金の今後について」「市内の全世帯数と自治組織加入世帯数について」「公会堂や集会所の整備・改修に対する助成内容について」「自治会活動保険の平成18年度利用実績と保険対象外団体の活動補償について」「電算機器及びソフトウェア保守等業務委託の内容について」「市民自治推進交付金の収支結果報告の現状と提出義務化に対する市の考え方について」「手話や点字ができる職員の配置状況について」「平成19年度の庁舎改修整備計画について」等23件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。
次に、選挙管理委員会事務局所管の一般会計につきましては、「自書式投票用紙読取機の購入経費と効果について」「市議会議員選挙と市長選挙を同時に実施した場合の経費削減額について」「新成人に対する投票促進の啓発について」「投票日の市外入院者の扱いについて」等8件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。
次に、市民部所管の一般会計につきましては、「住民票サイズの変更理由と他市の状況について」「地域窓口の開設時間帯について」「
城南市町村税滞納整理組合負担金の内訳について」「住基ネットの現状について」「コンビニ収納経費と収納実績について」等6件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。
最後に、市民部所管の国民健康保険特別会計につきましては、「平成19年4月から始まる70歳未満入院時窓口負担の軽減に対する市の考え方について」「平成18年度と比較した平成19年度の国民健康保険料の見込額について」「国民健康保険料の滞納に対する市の考え方と収納率の目標について」「国民健康保険制度の抜本的改善に向けた取り組み状況について」等8件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされた後、午後4時13分に散会いたしました。
次に、2日目の3月13日は、教育委員会所管の一般会計について審査を行いました。
それでは、2日目のご報告をいたします。
教育委員会所管の一般会計につきましては、「エジソン広場・カメリアルームに通われていない生徒への対応について」「特別支援教育支援員の配置予定がある学校数について」「少人数学級編制の見通しについて」「公共施設有効活用検討会議の設置目的と検討内容、及び取りまとめの時期について」「教育再生会議等による教育改革の流れに対する市の考えについて」「社会教育総務費予算が前年度より減少した理由について」「図書館協議会の委員数について」「学校給食費の未納者数と対策について」等47件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされた後、午後3時36分に散会いたしました。
次に、3日目の3月15日は、上下水道部所管の水道事業会計及び特別会計、並びに都市整備部所管の一般会計について審査を行いました。
なお、当日、3名の方から傍聴の申し出があり、これを許可いたしました。
それでは、3日目のご報告をいたします。
まず、上下水道部所管の八幡市水道事業会計につきましては、「水道料金滞納状況と滞納者への措置について」「上水道が使用可能となる最低支払い料金について」「水道料金の今後の見通しについて」「安心・安全な水に対する市の考え方について」「固定資産の評価と償却方法について」等10件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。
続きまして、上下水道部所管の下水道事業特別会計につきましては、「水洗化率と水洗化促進対策について」の質疑があり、理事者より答弁がなされました。
次に、都市整備部所管の一般会計につきましては、「水辺プラザの整備完了時期について」「男山レクリエーションセンターリニューアルの内容について」「マンション住宅耐震診断の対象と取り組み状況について」「コミュニティバスに関する市民アンケートに寄せられた意見について」「都市計画法違反物件の課税状況と今後の対応について」「あんしん歩行エリアの平成19年度整備箇所と今後の整備計画について」「橋本駅周辺整備に対する市の考えについて」「公営住宅駐車場料金の引き上げを段階的に実施する理由について」「開発に伴う公園の設計基準について」等37件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされた後、午後3時に散会いたしました。
次に、4日目の3月16日は、消防本部所管の一般会計、環境経済部所管の一般会計及び特別会計について、審査を行いました。
なお、当日、3名の方から傍聴の申し出があり、これを許可いたしました。
それでは、4日目のご報告を申し上げます。
まず、消防本部所管の一般会計につきましては、「消防団員の地域別不足人数と団員の確保について」「救急救命士の特定行為の回数について」「山城北医療圏の小児医療救急体制実施に伴う八幡市からの搬送人数について」「消防職員体制の整備について」「AEDの使用実績について」等11件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。
次に、環境経済部所管の一般会計につきましては、「菜の花を景観形成作物普及事業の対象とすることについて」「工業団地への進出企業数と進出企業からの要望や苦情について」「観光協会の体制整備について」「八幡市美しいまちづくりに関する条例の制定に伴う市民意識の変化について」「再資源化奨励金の支給基準について」「商工会活動の内容と市のかかわりについて」等31件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。
最後に、環境経済部所管の駐車場特別会計につきましては、「駐車場料金盗難事件後の管理体制について」等2件の質疑があり、理事者より答弁がなされた後、午後3時31分に散会いたしました。
次に、5日目の3月19日は、保健福祉部所管の一般会計及び特別会計について、審査を行いました。
なお、当日、4名の方から傍聴の申し出があり、これを許可いたしました。
それでは、5日目のご報告を申し上げます。
まず、保健福祉部所管の一般会計につきましては、「児童虐待防止講演会の内容と対象について」「子宮がん検診の対象者年齢の引き下げと近隣他市の状況について」「八寿園の改修内容と福祉バスの路線見直しについて」「くすのき保育園の民営化に伴う職員体制について」「オストメイト対応トイレの整備状況と利用
対象者数について」「生活保護率の近隣地域との差について」「保育園と幼稚園に対する市の基本的考えについて」「南ヶ丘浴場の入浴料金見直しについて」等54件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。
次に、保健福祉部所管の休日応急診療所特別会計及び老人医療特別会計につきましては、いずれも質疑はありませんでした。
最後に、保健福祉部所管の介護保険特別会計につきましては、「福祉用具の例外給付の内容について」「特定高齢者の閉じこもり予防支援事業、及び一般高齢者閉じこもり予防事業の内容について」「一般高齢者閉じこもり予防事業費の一般会計への移行について」「介護保険料の滞納について」等5件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされた後、午後4時32分に散会いたしました。
6日目の3月20日は、小学校卒業式のため、午後1時30分から審査を行いました。
歳入の審査及び総括質疑の後、各会計ごとに討論・採決を行いました。
なお、当日、2名の方から傍聴の申し出があり、これを許可いたしました。
それでは、6日目のご報告をいたします。
まず、歳入につきましては、「税制改正に伴う個人市民税の増収見込額について」「各部における未収金対策について」「各種納付金等の重複滞納者の有無について」「滞納者の個人情報について」「公債費の負担軽滅対策の内容について」「一般財政調整基金が前年度より増額した理由について」等8件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。
次に、総括質疑では、「今後の財政見通しと財政安定化の時期について」「市内住宅地の販売時に市外の地名が使用されることに対する市の考え方について」「市職員全員の救命講習が終わる時期について」「水道料金の値上げ時期について」「大型店出店に伴う個人商店の衰退と地域経済活性化に対する市の考え方について」「平成19年度予算編成に当たっての市長の指示内容について」「市民との協働の内容と考え方について」「職員研修の充実と人材配置の考え方について」等29件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。
なお、総括質疑の途中に、会議時間の延長を行いました。
総括質疑の終結後、各会計ごとに討論・採決を行いました。
その結果をご報告申し上げます。
まず、議案第1号、平成19年度八幡市
一般会計予算案につきましては、討論はなく、採決の結果、挙手多数により、原案のとおり可決いたしました。
次に、議案第2号、平成19年度八幡市休日
応急診療所特別会計予算案、議案第3号、平成19年度八幡市
駐車場特別会計予算案、議案第4号、平成19年度八幡市
老人医療特別会計予算案、議案第5号、平成19年度八幡市
下水道事業特別会計予算案、以上の4議案につきましては、討論はなく、採決の結果、いずれも
挙手全員により、原案のとおり可決いたしました。
続きまして、議案第6号、平成19年度八幡市
国民健康保険特別会計予算案につきましては、討論はなく、採決の結果、挙手多数により、原案のとおり可決いたしました。
最後に、議案第7号、平成19年度八幡市
介護保険特別会計予算案、議案第8号、平成19年度八幡市
水道事業会計予算案、以上の2議案につきましては、討論はなく、採決の結果、いずれも
挙手全員により、原案のとおり可決し、午後5時7分に閉会いたしました。
以上が、当委員会における審査の経緯並びに採決の結果でございます。
6日間にわたり、委員の皆さんには終始熱心な審査を賜わり、実りのある審査を行うことができました。ここに改めて、委員の皆さん並びに
牟礼市長を初め理事者の皆さん方の審査へのご協力に対して、厚くお礼を申し上げます。
以上で、平成19年度予算特別委員会における、審査結果のご報告とさせていただきます。
また、最後に各議員の皆様にごあいさつ申し上げます。
平成19年度予算特別委員会に最後に委員長の任を与えていただき、ありがとうございました。この20年間の議員活動をさせていただき、感謝をいたしております。来月の22日には市議会議員選挙が施行されます。本議場におられます議員の皆様が再度当選していただき、八幡市政発展のためのご尽力をいただくことを祈念申し上げまして、御礼のごあいさつとさせていただきます。
ありがとうございました。
○
赤川行男 議長 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 質疑なしと認めます。
暫時休憩いたします。
午前11時14分 休憩
───────────
午前11時18分 開議
○
赤川行男 議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
日程第14、議案第1号につきましては、
松島規久男議員ほか1名から、修正の動議が提出されております。発議者に
提案理由の説明を求めます。
松島規久男議員。
(
松島規久男議員 登壇)
◆
松島規久男 議員 少し混乱をさせまして、申しわけありませんでした。
議案第1号、平成19年度八幡市
一般会計予算案に対する修正案について、
提案理由の説明をさせていただきます。
提案理由の説明に入らせてもらう前に一言申し上げます。
本来ならこの修正案は市長が提出した平成19年度の予算案に対し、国の同和対策に対する特別措置法が失効した後も八幡市が引き続いて実施してきた、実質的には同和対策事業と言える施策を取りやめ、新たな財源を確保して、9月より乳幼児医療の就学前までの医療費の無料化の事業に充てようとするものでした。しかし、残念ながら私どもの提案した条例の修正案は皆様方のご理解が得られず否決をされてしまいました。そこで、今日部落問題の解決にとっても障害となっている八幡市の同和対策事業を取りやめ、その財源を6月以降、新たな市民のための施策を行う財源としていただきたいと考えています。
それでは、
提案理由の説明に入らせていただきます。
お手元に配付しております修正案をごらんください。
議案第1号平成19年度八幡市
一般会計予算案に対する修正案
平成19年3月23日
提出者
八幡市議会議員
松 島 規久男
森 下 由 美
2ページに議案第1号平成19年度八幡市一般会計予算修正案が、3ページから9ページに歳入歳出事項別明細書が、10ページに説明書が添付してあります。
それでは、3ページをお開きください。
まず、歳入についての修正ですが、款13使用料及び手数料、項1使用料、目4土木使用料、節3住宅使用料9,800万円を、2,800万円増額し、1億2,600万円とします。
次に、款15府支出金、項2府補助金、目2民生費補助金、節1社会福祉費補助金1億9,853万円を、89万1,000円減額し、1億9,763万9,000円とし、同じく節2児童福祉補助金1億2,356万9,000円を102万5,000円減額し、1億2,254万4,000円とします。
次に、款18繰入金、項2基金繰入金、目1財政調整基金繰入金、節1財政調整基金繰入金7億7,167万8,000円を、4,593万4,000円増額し、7億2,583万4,000円とします。
続いて、4ページをお開きください。
款20諸収入、項5雑入、目2雑入、節19雑入5,890万7,000円を、6万4,000円減額して、5,884万3,000円とします。
次に、歳出の修正ですが、款2総務費、項1総務管理費、目10諸費、節19負担金、補助金及び交付金5,091万3,000円を、221万4,000円減額して、4,869万9,000円とします。
続いて、5ページをお開きください。
款3民生費、項1社会福祉費、目2社会福祉施設費、節8報償費274万3,000円を、150万7,000円減額して、123万6,000円とします。同じく節11需用費1,946万8,000円を、30万円減額して、1,916万8,000円とします。
続いて、6ページをお開きください。
同じく款3民生費、項2児童福祉費、目4児童福祉施設費、節8報償費5,637万5,000円を、116万8,000円減額して、5,520万7,000円とします。同じく節11需用費8,986万6,000円を、62万1,000円減額して、8,924万5,000円とします。また、同じく節14使用料及び賃借料169万7,000円を、29万6,000円減額して、140万1,000円とします。
続いて、7ページから9ページを順次お開きください。
款10教育費、項5社会教育費、目1社会教育総務費、節1報酬1,594万3,000円を、214万4,000円減額して、1,379万9,000円とします。同じく節2給料6,723万円を、498万7,000円減額して、6,224万3,000円とします。同じく節3職員手当等4,511万1,000円を、312万6,000円減額して、4,198万5,000円とします。同じく節4共済費1,780万9,000円を、142万9,000円減額して、1,638万円とします。同じく節8報償費710万1,000円を、169万7,000円減額して、540万4,000円とします。同じく節9旅費11万3,000円を、3万1,000円減額して、8万2,000円とします。同じく節11需用費1,398万円を、39万4,000円減額して、1,358万6,000円とします。
それでは、10ページをお開きください。
国では既に同和対策事業が終結されたにもかかわらず、また、財政運営が厳しいと言いながらも、依然として本市では、山城地区市町村連絡協議会負担金、部落解放・人権政策推進八幡市実行委員会補助金が支出されているため、直ちに中止するものです。
また、実質上の同和対策事業となっている南ヶ丘教育集会所における学習支援事業、南ヶ丘・都隣保館及び都・南ヶ丘両児童センターにおける地域交流支援事業は実施をしないようにするものです。
それとともに、同和対策事業によりつくられた駐車場620カ所については、月額使用料が1,000円、または無料であり、それを一般的に妥当な月額5,000円に改めるものです。
以上によって生じた財源4,593万4,000円は、一般財政調整基金繰入金を減額し、市民の命と暮らしを応援する新たな事業に充てるようにするものです。
よろしくご審議の上、ご可決いただきますようお願い申し上げまして、
提案理由の説明とさせていただきます。
○
赤川行男 議長 これより修正案に対する質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 質疑なしと認めます。
これより日程第14、議案第1号の討論に入ります。
○
赤川行男 議長 まず、修正案に反対の討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 次に、修正案に賛成の討論を許します。
巌 博議員。
(巌 博議員 登壇)
◆巌博 議員 ただいま議題となっております日程第14、議案第1号、平成19年度八幡市
一般会計予算案に対する修正案に対し、
日本共産党八幡市議会議員団を代表して、賛成の討論をいたします。
30年の長きにわたって続けられました国の特別対策としての同和対策事業は、同和地域を一変させ、5年前に終結をいたしました。しかし、この同和対策事業は、さまざまな成果とともに多くの問題点も残すことになりました。同和対策事業は、同和地域と地区住民にのみ限定されて施策が打たれたため、地区外の生活に困窮している人たちは置き去りにされ、その矛盾は今日新たな課題を提起しています。地区の人は無料で自動車運転免許が取れる、働く気がなければいつでも生活保護を受けられる、家賃を払わなくても公営住宅に入れるなど、さまざまな誤解と偏見が生まれてきています。また、京都市や大阪市、奈良市での、部落解放同盟による公金の横領や利権あさり、入札妨害などが、一層誤解や偏見を大きくしています。このようなことで地区と地区外との溝を深め、国民融合を妨げるものとなったら、それこそ取り返しがつきません。そもそもこの誤解や偏見、そして犯罪は本来の部落差別によって生まれてきたものではありません。行き過ぎた、そして偏った同和対策事業と、行政の主体性のなさにつけ込まれて生まれてきたものです。八幡市は国の特別対策が終結しても、今なお独自で同和対策事業を行っています。一般対策とごまかしていますが、3,200万円をも投じようとしている南ヶ丘教育集会所における学習支援事業は、その最たるもので、公営住宅の1,000円という駐車場料金も話になりません。また、山城地区市町村連絡協議会を通じて、部落解放同盟に対する補助金も出し続けています。直ちにやめるべきです。今こそ八幡市の同和事業を完全に終結し、市民の誤解や偏見の温床となっている施策を取り除くことが、部落問題を解決する上からも本当に大事です。それとともに、同和対策事業に使われている予算を市民全体の福祉や教育の向上に使われてこそ、市民の納めた税金が生きる道であると申し述べまして、平成19年度八幡市
一般会計予算案の修正案に対し、賛成の討論といたします。
○
赤川行男 議長 次に、原案に反対の討論を許します。森下由美議員。
(森下由美議員 登壇)
◆森下由美 議員 ただいま議題となりました日程第14、議案第1号、平成19年度八幡市
一般会計予算案の原案に対し、
日本共産党八幡市議会議員団を代表して、反対の討論を行います。
自民・公明による強行採決された安倍政権の2007年度国家予算は、小泉政権に引き続き、国民負担増路線を突き進み、定率減税全廃で、新たに庶民に1兆7,000億円、昨年の分と合わせると3兆3,000億円もの大増税、その一方、史上空前の利益を謳歌する大企業や大金持ちに対しては、減税の大盤振る舞いの、逆立ちした、貧困と格差拡大予算です。こうしたもとで、八幡市政が市民の暮らしを守る役割を果たすべきなのに、来年度の予算案にはそうした役割を放棄する内容になっています。
その第1は、市民に新たな負担増を押しつける予算になっています。定率減税廃止と老年者非課税措置の見直しの影響による市民税増税見込みは、5億1,300万円にもなります。さらに国民健康保険料改定に伴って8,100万円の負担増、介護保険の課税対象の増大をもたらし、障害者自立支援法実施によるサービス利用における
自己負担の増加や介護保険の改定に伴うホテルコストの負担、食費の徴収など、福祉制度の改悪の影響を受け、市民の負担増は耐えがたい水準に達しています。生活保護費では、国の母子加算の廃止に対して、市は国が決めたことなのでやむを得ないという態度を示しました。障害者自立支援法においても、さらに
市民負担軽減が必要であり、市独自施策で負担軽減策を求めたのに対し、府の動向を見て対応すると消極的です。子供の医療費助成の課題では、府の制度で前進しましたが、無料制度拡充にすぐにでも取り組むべき課題であるにもかかわらず、京都府の予算に合わせた拡充のみであり、市独自の拡充策を盛り込まれなかったことは大変残念です。4月からのくすのき保育園の民間移管については、公的保育行政の放棄の第一歩であることは否定できません。また、待機者ゼロを誇ってきたはずであるにもかかわらず、途中入所では多くの待機者を生み出しています。美濃山方面での保育所設置の計画も民間頼りで、進んでいないことは問題です。
第2に、まちづくりの問題では、ギャンブル施設であるボートピア、競艇場の場外舟券売り場の建設について、市民の大きな反対の声が上がっているにもかかわらず、びわこ競艇を運営する滋賀県と行政協定を結び、4月末にはオープンという道を開きました。ギャンブルに依存した市政、財政運営を行うことのモラルが問われます。業者とともに市の財政が潤うと宣伝してきた環境整備費は、行政協定で売り上げの1%とされました。多くの収入が市に入るかのように描き、市民に不正な情報を提供してきた市の姿勢は問題です。また、モーターボート競走法が改正されると、民間の導入やナイター営業、成人の学生に舟券発売が可能になるなど、新たな問題が予測されます。教育への影響、住環境、交通問題への影響の懸念が市民から出されているにもかかわらず、隣接する南山地区を地元から除いて運営協議会を持つと表明するなど、問題であります。市民協働の立場はどうなっているのでしょうか。こういったまちづくりの姿勢は賛成できません。
第3に、学校再編計画、いわゆる学校統廃合問題では、少人数学級や教育の充実など、見通しを示さない中、強引な形で統廃合計画に踏み出しています。学校整備でようやく八幡小学校・八幡第三小学校の
耐震補強・改修工事が予算化されましたが、美濃山小学校の児童増加に伴い増築をしなければならないなど、見通しの甘さが露呈されました。さらに、男山第二中学校の南校舎の撤去や今後の対策にめどが立たないなど、市の計画のあいまいさがあらわれています。また、特定の学校に配置されている加配教員の偏りをなくし、少人数学級の実現に力を尽くすことが求められています。しかし、来年度35人以上の過大学級は市内の小・中学校で51クラスあり、新1年生で4校で40人近い学級編制となることに対し、市教委は少人数学級編制に消極的態度であります。UD化構想による教育改革や学校評価システムなどを打ち出されていますが、保護者や住民から寄せられている、子供たちが豊かに育ち合う教育の保障や地域に愛される学校への願いからかけ離れています。また、教職員の駐車場料金の強引な徴収に見られますように、現場の声を聞かないやり方は問題です。
第4に、財政危機を叫ぶもとで、むだな公共事業である大型道路を中心とするまちづくりに固執し、国も計画を凍結した第二名神高速道路計画をいまだに要望し続け、同時に同和行政の温存を図る予算案となっています。同和対策事業においては、部落解放同盟に対する資金提供機関である山城地区市町村連絡協議会は、2005年度決算では1,141万円、昨年からさらに115万円増の繰越金となって、積み上げられているのに、いまだに資金提供を176万円も続けようとしています。同和対策事業が終結して5年がたつのに、一般施策と称して老人の家、隣保館や教育集会所などにおいて、同和地区を対象としたデイサービス事業や学習支援事業などが今もなお施策として続けられ、同和対策事業として約1億4,000万円の費用が投入されています。直ちに是正すべき問題ではないでしょうか。
以上が、私たち
日本共産党八幡市議会議員団が来年度
一般会計予算案に反対する理由です。市長は、第4次総合計画に基づき、まちづくりを進めるとされていますが、建設の見通しのない第二名神高速道路にいまだに依存しています。高速道路依存のまちづくりからの脱却、むだ遣いの総括、同和対策事業の終結といった市政運営上の課題を明確にし、ギャンブル施設に依存しない、子供たちも、お年寄りも、働き盛りの人たちも安心して住み続けられる市政への転換を求めるものであります。
なお、
一般会計予算案とともに、さきに述べました趣旨から、
国民健康保険特別会計予算案にも反対の立場であることを申し添えまして、
反対討論といたします。
○
赤川行男 議長 次に、原案に賛成の討論を許します。田村卓也議員。
(田村卓也議員 登壇)
◆田村卓也 議員 新政クラブ、田村卓也でございます。
ただいま議題となっております日程第14、議案第1号、平成19年度八幡市
一般会計予算案につきまして、賛成会派を代表して、討論をさせていただきます。
平成19年度は、市制施行30周年を迎えまして、この4月から新たなまちづくりの基本指針となる第4次八幡市総合計画がスタートを切り、また
牟礼市長におかれましては、2期目の総仕上げの年でもあります。このような節目の年を迎え、市民との協働を基本に、個性と魅力にあふれた、小さくても存在感のあるまちづくりを目指しての市長から提案された一般会計当初予算案を見てみますと、「人にやさしい、環境にやさしいまちづくり」を基本理念に、厳しい財政状況のもと、6年ぶりに予算を増額し、市民生活に支障を来さないよう配慮され、特に福祉・教育関係に予算を重点的に配分されましたことは、評価に値するものでございます。また、予算編成に際しまして、税制改正やこれまでの企業誘致政策などの成果などから市税の増収が見込まれるものの、税源移譲の暫定措置として譲与されておりました所得譲与税、また地方交付税などの交付金、一般財源として措置されている地方債などが減額となり、結果として歳入一般財源が対前年度よりも減少する中で、我々議員に託された市民からの数々の要望も予算に反映していただくなど、大変ご苦労をされたことと存じます。
我々賛成会派がさまざまな機会を通じて要望し、予算に反映していただいた事業を、市長が公約に掲げている主な柱に沿って列挙してまいりたいと存じます。
まず、福祉の充実では、だれもが住みなれた地域で生涯を通じて生きがいの持てる市民生活が送れることを目指されての介護予防拠点の施設としての老人憩いの家「八寿園」の改修事業、地域の障害者が気軽に集える地域活動支援センター事業の実施、保育園・幼稚園の子供たちのさらなる安全対策のためのモニターつきインターホンや非常通報装置の設置、母子健康手帳の交付事業などの充実が挙げられます。
明るい未来をはぐくむ教育の充実においては、健やかな身体・豊かな心の育成と、子供の学習意欲を高め学力の向上を目指すということを教育目標にされ、学校再編に伴う八幡・八幡第三小学校の
耐震補強や老朽化改修事業、学習障害など、さまざまな障害を持つ児童・生徒をサポートする特別教育支援員の派遣、小学校コンピュータ教室の設備の再編整備や中学校教職員へのコンピュータ配備の充実が挙げられます。
環境への配慮については、環境に配慮した取り組みを推進していただくために、じんかい収集車の更新に当たり、天然ガス車を試行的に導入されるなどの充実が挙げられます。
都市整備の推進では、男山レクリエーションセンターを市民が利用しやすい施設にリニューアルするための基本的なプランと設計業務の実施、これまでの木造住宅に対する耐震診断派遣事業に加え、新たに分譲マンションへも耐震診断助成制度が創設されるなどの充実が挙げられます。
しかしながら、国が言う景気回復の基調には、まだまだ地域間格差が見られます。若年層の失業率が高い状況は依然として続いております。少子・高齢化という社会現象から、社会保障関係費の増大、市職員の6割以上が49歳以上に集中するといった人口急増期に大量採用された職員の定年退職が続き、事業を執行するための調整機能の低下も危ぶまれます。何よりも
退職手当の経費が増大することで、歳入歳出の乖離の拡大が否めない状況が認められます。そのために、第4次総合計画の実現を目指し、全職員が危機意識、改革意識を持ち、第4次行財政改革に一丸となって取り組み、市民が不安を抱かない、また抱かせないような、簡素で効率的な、効果的な、小さくても存在感のあるまちづくりを、
牟礼市長のリーダーシップのもとに邁進していただくことを大いに期待するものでございます。
最後に一言申し上げます。
日本共産党八幡市議会議員団が提出されました、一般会計当初予算案に対する修正案についてでございます。税制改革等による今年度の一般財源の動向も見据えず、また施政方針の正確な内容にも耳を傾けず、ゼロか100かといった内容であります。市民の要望を成就していくためには、先々のことを見据えながら進めていく確かな賛成会派があるからこそであります。このことを申し添えまして、市民生活の安全・安心の確保にあわせねばならないと思います。
以上を申し上げまして、平成19年度八幡市一般会計当初予算案の賛成討論といたします。
ここで、私ごとでまことに申しわけございませんが、議場での最後の発言の機会でございますので、お許しをいただきまして、一言ごあいさつを申し上げます。
私は、今期をもって議員をひかせていただきたいと、かように思っているところでございます。平成7年4月以来、3期12年間にわたりまして、私自身市民の皆様の思いを市政へ反映すべく、微力ではございましたけれども、尽くしてまいりました。もとより浅学非才の身ではございますが、これまでご指導を賜りました同僚議員各位、また市長を初め理事者の皆さんには、改めて厚く御礼を申し上げます。また、あわせまして、ご支援をいただきました市民の皆様に、高壇からではございますけれども、重ねて厚く御礼を申し上げる次第でございます。
この4月には本市の将来像を決めた第4次総合計画がスタートいたします。何よりも財政基盤の確立という裏打ちがなければ、また、これが一に求められるものであると、かように存ずるところでございます。
牟礼市長を先頭に全職員一丸となって、全力でお取り組みをいただきたく、市民福利の向上を目指し、住みよいまちづくりに向けて、全力でお取り組みをいただきますよう、心からお願い申し上げます。そして、本議場におられます来月の選挙に再度挑戦される議員の皆さんには、そろってご健闘をいただきますことを心よりお願い申し上げまして、あわせまして我が八幡市のますますの発展と市民の皆さんのご健勝、ご多幸をご祈念申し上げまして、御礼のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
○
赤川行男 議長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 これにて討論を終結いたします。
これより日程第14、議案第1号、平成19年度八幡市
一般会計予算案の採決をいたします。
会議規則第76条の規定により、まず、
松島規久男議員ほか1名から提出された修正案についての採決をいたします。
本修正案のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立少数(5名対16名)
○
赤川行男 議長 起立少数であります。よって、
松島規久男議員ほか1名から提出された修正案は否決されました。
松島規久男議員ほか1名から提出された修正案が否決されましたので、次に、原案についての採決をいたします。
なお、委員長の報告は可決であります。
原案のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立多数(16名対5名)
○
赤川行男 議長 起立多数であります。よって、日程第14、議案第1号は原案のとおり可決されました。
これより日程第15、議案第2号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 討論なしと認めます。
これより日程第15、議案第2号、平成19年度八幡市休日
応急診療所特別会計予算案の採決をいたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(21名)
○
赤川行男 議長
起立全員であります。よって、日程第15、議案第2号は原案のとおり可決されました。
これより日程第16、議案第3号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 討論なしと認めます。
これより日程第16、議案第3号、平成19年度八幡市
駐車場特別会計予算案の採決をいたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(21名)
○
赤川行男 議長
起立全員であります。よって、日程第16、議案第3号は原案のとおり可決されました。
これより日程第17、議案第4号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 討論なしと認めます。
これより日程第17、議案第4号、平成19年度八幡市
老人医療特別会計予算案の採決をいたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(21名)
○
赤川行男 議長
起立全員であります。よって、日程第17、議案第4号は原案のとおり可決されました。
これより日程第18、議案第5号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 討論なしと認めます。
これより日程第18、議案第5号、平成19年度八幡市
下水道事業特別会計予算案の採決をいたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(21名)
○
赤川行男 議長
起立全員であります。よって、日程第18、議案第5号は原案のとおり可決されました。
これより日程第19、議案第6号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 討論なしと認めます。
これより日程第19、議案第6号、平成19年度八幡市
国民健康保険特別会計予算案の採決をいたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立多数(16名対5名)
○
赤川行男 議長 起立多数であります。よって、日程第19、議案第6号は原案のとおり可決されました。
これより日程第20、議案第7号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 討論なしと認めます。
これより日程第20、議案第7号、平成19年度八幡市
介護保険特別会計予算案の採決をいたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(21名)
○
赤川行男 議長
起立全員であります。よって、日程第20、議案第7号は原案のとおり可決されました。
これより日程第21、議案第8号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 討論なしと認めます。
これより日程第21、議案第8号、平成19年度八幡市
水道事業会計予算案の採決をいたします。委員長の報告は可決であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(21名)
○
赤川行男 議長
起立全員であります。よって、日程第21、議案第8号は原案のとおり可決されました。
暫時休憩します。
午前11時55分 休憩
───────────
午前11時55分 開議
○
赤川行男 議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
△日程第22・日程第23
○
赤川行男 議長 日程第22、議案第29号、八幡第三
小学校改造(
耐震補強・
老朽改修等)
工事請負契約の締結について及び日程第23、議案第30号、
八幡小学校改造(
耐震補強・
老朽改修等)
工事請負契約の締結についてを
一括議題といたします。順次
提案理由の説明を求めます。
本岡
総務部技監。
(本岡啓介
総務部技監 登壇)
◎本岡啓介
総務部技監 ただいま上程をいただきました日程第22、議案第29号、八幡第三
小学校改造(
耐震補強・
老朽改修等)
工事請負契約の締結につきまして、その
提案理由のご説明を申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の1ページに議案本文が、2ページに指名競争入札執行結果表が、3ページに指名業者一覧表が、また参考資料といたしまして、配置図、各階平面図、各棟の立面図を配付させていただいておりますので、ご参照賜りたいと存じます。
八幡第三
小学校改造(
耐震補強・
老朽改修等)工事を施工するに当たりまして、平成19年3月12日に指名競争入札を執行いたしました。その結果に基づき、請負契約の締結につきまして、地方自治法第96条第1項第5号の規定により、議会の議決をお願い申し上げるものでございます。
契約金額は2億5,188万4,500円で、契約の相手方は阪本建設株式会社、代表取締役 櫻井和男氏で、所在地は八幡市八幡軸60番地の1でございます。
契約期間は、本契約の締結の日から平成19年12月20日までといたしております。
今回の工事は、北校舎棟、中校舎棟、南校舎棟、屋内運動場の
耐震補強工事と老朽改修工事でございます。
耐震補強工事につきましては、校舎棟3棟とも、鉄骨ブレースを4カ所ずつ設置をいたします。屋内運動場は、屋根面に水平ブレースを20カ所、つなぎばりを16カ所設置いたします。
次に、老朽改修工事の主なものにつきましては、北校舎棟は、職員室の拡張を行うとともに、これに伴います床・壁の改修、廊下・階段の床の改修、及び特別教室にエアコンの設置を行います。中校舎棟は、教室・廊下の床の改修を行います。南校舎棟は、教室・廊下の床・壁・天井の改修と屋上の防水改修、及び1階には教室を改造し、昇降口を新設いたします。屋内運動場は、床・壁・天井の改修と屋根の防水、窓枠の取りかえ、及び照明器具の改修を行います。また、すべてのトイレの改修を行うとともに、外壁につきましても、すべての棟の改修を行います。外構工事では、南門の改修や通路の舗装を行うことといたしております。
議決をいただきましたら、本契約を締結の上、学校長と十分協議をいたしまして、教育活動に支障を来さないよう配慮するとともに、工事期間中の安全確保には万全を期してまいりたいと存じております。よろしくご審議をいただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、日程第23、議案第30号、
八幡小学校改造(
耐震補強・
老朽改修等)
工事請負契約の締結につきまして、その
提案理由のご説明を申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の4ページに議案本文が、5ページに指名競争入札執行結果表が、6ページに指名業者一覧表が、また参考資料といたしまして、配置図、各階平面図、各棟の立面図を配付させていただいておりますので、ご参照賜りたいと存じます。
八幡小学校改造(
耐震補強・
老朽改修等)工事を施工するに当たりまして、平成19年3月12日に指名競争入札を執行いたしました。その結果に基づき、請負契約の締結につきまして、地方自治法第96条第1項第5号の規定により、議会の議決をお願い申し上げるものでございます。
契約金額は2億1,084万円で、契約の相手方は株式会社巖建設、代表取締役 巖 国章氏で、所在地は八幡市八幡吉原52番地の2でございます。
契約期間は、本契約締結の日から平成19年11月20日までといたしております。
今回の工事は、北校舎棟と南校舎棟の
耐震補強工事と老朽改修工事でございます。
耐震補強工事につきましては、北校舎棟は鉄骨ブレース16カ所、耐震スリット3カ所、鉄筋コンクリート壁開口閉鎖6カ所の補強工事を行います。南校舎棟は、鉄骨ブレース20カ所、耐震スリット10カ所、鉄筋コンクリート壁開口閉鎖4カ所の補強工事を行います。
次に、老朽改修工事の主なものといたしましては、両校舎棟とも、外壁改修、窓枠の取りかえ、教室建具の取りかえ、教室・廊下の床の改修、渡り廊下・ベランダの手すりの取りかえ、及びトイレの改修を行うことといたしております。
議決をいただきましたら、本契約を締結の上、学校長と十分協議をいたしまして、教育活動に支障を来さないよう配慮するとともに、工事期間中の安全確保には万全を期してまいりたいと存じております。よろしくご審議をいただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
赤川行男 議長 これより日程第22、議案第29号及び日程第23、議案第30号の質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております日程第22、議案第29号及び日程第23、議案第30号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに異議はありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 異議なしと認めます。よって、日程第22、議案第29号及び日程第23、議案第30号については委員会付託を省略することに決しました。
これより日程第22、議案第29号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 討論なしと認めます。
これより日程第22、議案第29号、八幡第三
小学校改造(
耐震補強・
老朽改修等)
工事請負契約の締結についての採決をいたします。本案を原案のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(21名)
○
赤川行男 議長
起立全員であります。よって、日程第22、議案第29号は原案のとおり可決されました。
これより日程第23、議案第30号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 討論なしと認めます。
これより日程第23、議案第30号、
八幡小学校改造(
耐震補強・
老朽改修等)
工事請負契約の締結についての採決をいたします。本案を原案のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(21名)
○
赤川行男 議長
起立全員であります。よって、日程第23、議案第30号は原案のとおり可決されました。
△日程第24
○
赤川行男 議長 日程第24、議案第31号、
人権擁護委員の候補者の推薦についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
牟礼市長。
(牟礼勝弥市長 登壇)
◎牟礼勝弥 市長 ただいま上程をいただきました日程第24、議案第31号、
人権擁護委員の候補者の推薦につきまして、ご提案を申し上げます。
恐れ入りますが、議案書その2の7ページをお開き願います。
本市の
人権擁護委員であります荒瀬玲子氏の任期が、来る平成19年3月31日に満了いたします。荒瀬氏には、平成13年1月1日に
人権擁護委員にご就任をいただきましてから、2期6年にわたり、本市の人権擁護のために大変ご尽力いただいてまいりましたが、このたび任期満了に伴いまして、後進に道を譲られるものでございます。
つきましては、荒瀬氏の後任に、八幡市八幡安居塚41番地の51にお住まいの眞崎建作氏を
人権擁護委員として法務大臣に推薦いたしたく、
人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づきまして、議会のご意見をお伺いするものでございます。
候補者の眞崎建作氏の経歴につきましては、議案書8ページに記載させていただいているとおりでございまして、
八幡市立男山中学校、男山第三中学校教諭を歴任され、山城教育局指導主事として、八幡市教育委員会に派遣されるなど、長年にわたり人権教育に献身的に取り組まれてまいりました。眞崎氏の豊富なご経験と知識を本市の人権擁護活動に生かせていただきたくお願いするものでございます。
なお、委員の任期は3年でございます。
ご同意を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○
赤川行男 議長 これより日程第24、議案第31号の質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております日程第24、議案第31号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに異議はありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 異議なしと認めます。よって、日程第24、議案第31号については、委員会付託を省略することに決しました。
これより日程第24、議案第31号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 討論なしと認めます。
これより日程第24、議案第31号、
人権擁護委員の候補者の推薦についての採決をいたします。
人権擁護委員の候補者に眞崎建作氏を適任と認め、推薦することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(21名)
○
赤川行男 議長
起立全員であります。よって、日程第24、議案第31号、
人権擁護委員の候補者に眞崎建作氏を適任と認め、推薦することに決しました。
△日程第25
○
赤川行男 議長 日程第25、報告第5号、
専決処分事件の報告について(和解及び損害賠償の額の決定)を議題といたします。
報告を求めます。堀口
都市整備部長。
(堀口文昭
都市整備部長 登壇)
◎堀口文昭
都市整備部長 ただいま上程をいただきました日程第25、報告第5号、
専決処分事件の報告につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書その2の9ページから11ページに報告並びに内容が、12ページに事故発生場所の略図がございますので、ご参照いただきたいと存じます。
本件は、平成19年1月31日午前9時30分ごろ、本市道路河川課主任松岡志郎が、橋本意足31番地11地先の市道意足18号線の路上に公用車を駐車し、街路灯調査をするため公用車を離れましたところ、サイドブレーキをかけるのが不十分だったため動き出し、○○様のブロック塀に衝突するという事故が発生いたしました。この事故に係ります示談を早急に行う必要がございましたので、和解と損害賠償の額の決定を地方自治法第180条第1項の規定による議会の委任に基づき、専決処分したものでございます。
和解及び損害賠償の相手方は、○○○○○○○○○○○○にお住まいの○○○○○様でございます。
損害賠償の額は、破損したブロック塀の修理代37万8,000円で、その全額が社団法人全国市有物件災害共済会から補てんされることになっております。
東谷様には大変ご迷惑をおかけしましたことを、深くおわび申し上げます。
今後このようなことがないように、本人はもとより、職場におきまして朝礼や課内会議等の場で、安全運転の励行について徹底を図っているところでございます。
以上のとおりご報告させていただきます。まことに申しわけありませんでした。
○
赤川行男 議長 これより日程第25、報告第5号の質疑に入ります。
松島規久男議員。
(
松島規久男議員 登壇)
◆
松島規久男 議員 若干質問させていただきます。
事故そのものは非常に情けない事故ですし、ここにお子さんやお年寄りがおられたら、大惨事になっていたと思いますので、状況についてもう少し聞かせていただきます。
まず、自動車を離れたときの状況なんですが、エンジンを切っていたのかどうか、エンジンを切っていたのならキーを抜いていたのかどうか、それともキーをつけたまま車を離れたのかどうか、この車はオートマチックの車なのかどうか、その点について状況をお知らせください。
それから、環境事務所で同様の事故が続いたときに、坂道で駐車するときは今後は市は車どめを使用すると言っておられたんですけれども、その教訓はなぜ生かされなかったのか、その点についてお聞かせください。
○
赤川行男 議長 堀口
都市整備部長。
(堀口文昭
都市整備部長 登壇)
◎堀口文昭
都市整備部長 ご質問にお答え申し上げます。
自動車を離れたときにエンジンがかかっていたかどうかということでございますが、非常に申しわけないんですけれども、本人が記憶にないのではっきりわからないということでございます。ただし、塀にぶつかった際に、移動する際にキーが中についていたということでございますので、キーはつけていたということでございます。それから、当該車はオートマチックでございます。
あと、教訓はなぜ生かされなかったかということでございますけれども、申しわけございません、私どもの方については、車どめについては入れていなかったと思いますので、今後その辺のところについては備えつけるなりしていきたいと思っております。ただ、委員ご指摘のとおり、これは非常に初歩的なミスでございまして、私どもとしても、間にお年寄り等おられればかなりの惨事になっていたことは事実でございますので、今後駐車する位置等につきましても、たまたまあの位置につきましては急傾斜な部分もございますので、その辺のところも含めて、注意するようにはしていくよう注意したところでございます。
○
赤川行男 議長
松島規久男議員。
◆
松島規久男 議員 答弁も随分情けない答弁なんですが、キーはついていたか、エンジンを切っていたかどうか記憶にないということは、ぶつかってからわかったということですね。車にキーをつけたまま離れるときに、普通はそれが例えばよその人にとられて、それで事故を起こされるとか、そういう点があって、本来そういうことがあってはならないということなんですが、この点についてはどんなふうに思っているのか、それともほかのところでも車にキーをつけたままその場所を離れて作業をしているのかどうか、その点について教えてください。もし八幡市の公用車がキーをつけたままほっておいてよそで作業をしているとしたら、それは大問題です。その点についてまず教えてください。
それから、これは助役さんにお聞きするのが本来は筋だと思いますので、お聞きしますが、議会で答弁された、例えば車どめをつくる、あのときも2回大変な事故だったですね、自動販売機を壊したり、塀やフェンスを壊したり。それで、車どめをつくるんだということで議会の方にも答弁されました。議会に答弁されたということは、市民との約束ということなんですね。こういうものを簡単に約束をほごにするということについて、市の方はどう考えているのか、その点についてお聞かせください。
以上です。
○
赤川行男 議長 堀口
都市整備部長。
(堀口文昭
都市整備部長 登壇)
◎堀口文昭
都市整備部長 自動車について、基本的には今エコオフィス等の関係もございますので、離れるときにはエンジンを切るということは励行させているつもりでございます。ただ本人がそのときに切ったとは思うということですけれども、はっきりと記憶にないということですので、そのように申し上げたということでございます。
それと、基本的には当然私ども確認したときに言ったわけですけど、オートマチック車でございますので、シフトレバーをPに入れてキーを抜いてから離れるということが基本でございますので、本人が少し急いでいたのか、その街路灯の調査のためにしばらく一、二分離れるだけであるということで、その辺のところはちょっと気が緩んでいたのではないかなということで、今後そのようなことがないようには厳重に注意したところでございます。
○
赤川行男 議長 松本助役。
(松本伍男助役 登壇)
◎松本伍男 助役 このたびの事故につきましては、大変申しわけなく、この間にも同様の事故が何件かございまして、そのときも十分安全運転に心がけるよう指導をしてきたつもりでございます。しかし、残念ながら、今回またそういう事故が発生をいたしまして、申しわけなく存じております。議会でご答弁させていただいたことは守るのが当然のことでございます。私どももその教訓を生かしまして、ここ最近労働安全衛生委員会でも公用車の事故についていろいろ防止策を、どうしたら防げるのかということを今協議をいたしておりまして、こういった角度からもいろいろ分析をして、再度こういった事故がないように今後も万全を期してまいりたいと思います。
○
赤川行男 議長 ほかにありませんか。小北幸博議員。
(小北幸博議員 登壇)
◆小北幸博 議員 ただいまの事故に関しまして、質問させていただきたいと思います。
開会日にも事故の報告が行われまして、また閉会日、本日にも事故の報告が行われると。私が議員にならせていただいてから非常に事故の件数がふえてきたように思うんですが、過去5年間の事故の件数について教えていただきたいと思います。
また、市役所駐車場の事故ゼロ看板設置後の事故件数及び事故ゼロ看板を設置されているほかの市町村があるのかどうか、わかれば教えてください。
以上です。
○
赤川行男 議長 答弁願います。宮崎
総務部長。
(宮崎 進
総務部長 登壇)
◎宮崎進
総務部長 ご質問いただきました1点目の、過去5年間の事故の件数でございますが、平成14年度が人身事故、物損事故、自損事故を含めまして16件でございます。15年度が9件、16年度が7件、17年度が12件、18年度が現在までで11件と、このようなところでございます。
それと、2点目の、公用車事故なしキャンペーンの看板を設置している市町村はと、こういうご指摘でございますが、私どもが調べたところによりますと、周辺の市町村では設置しているところはございません。設置した目的につきましては、職員が日常業務を行う際に公用車を運転する際に、より一層安全運転に徹底をしてもらいたいという意識の高揚を図るために設置したものでございます。なお、この当該看板の設置は平成17年6月に設置をいたしたものでございまして、先ほど申しましたように、その設置後の事故の件数はということでございますので、先ほど過去5年間の事故の件数を申し上げましたように、17年度が12件、18年度が現在のところ11件と、こういうことでご理解いただきたいと存じます。
以上でございます。
○
赤川行男 議長 小北議員。
◆小北幸博 議員 いま一度
牟礼市長にお考えをお聞かせいただきたいんですけれども、事故ゼロ看板を設置されている市町村というのは、近隣というか、自治体で八幡市だけということなんですけれども、事故ゼロ看板というんですか、それを設置されてから事故そのものもさほど減ったように感じないんですけれども、そのあたり事故ゼロ看板そのものの成果があるのかどうか、事故ゼロ看板に対する考え方及び今後の方向性について教えてください。
○
赤川行男 議長
牟礼市長。
(牟礼勝弥市長 登壇)
◎牟礼勝弥 市長 たびたび車の事故の報告を申し上げて、大変申しわけなく思っております。私も何とかこういった事故がないようにということで、1年の中で2回、確実に全員が交通安全の講習を、わざわざ警察の方にお願いをして来ていただいて、全員受講するようにと、あるいはまた公用車を走行するときにはライトの点灯をということ、それから今ご指摘の看板でございますけれども、本当に300日続きまして、もうこれで看板をしまわせていただこうかなというところまでやってきたんですけれども、また事故を起こしたと。いろいろな角度の中で本人の喚起を促しているわけでありますが、残念ながら、ご指摘をいただくように、大変恥ずかしい結果を生んでいるところでございます。看板をつけたから事故が減るのか減らないのかという問題につきましては、今後また十分に検討をさせていただきたいと思っております。最後の議会にこういったことで大変ご迷惑をおかけしていますことを、重ねておわびを申し上げます。
○
赤川行男 議長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 これにて質疑を終結いたします。
以上で報告第5号を終結いたします。
△日程第26
○
赤川行男 議長 日程第26、閉会中の継続審査及び調査の申し出についてを議題といたします。
お手元に配付をしておりますように、議会運営委員長及び各常任委員長から閉会中の継続審査及び調査申出書が提出されております。
お諮りいたします。本件を各申し出のとおり決することに異議はありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
赤川行男 議長 異議なしと認めます。よって、本件は、議会運営委員長及び各常任委員長の申し出のとおり決しました。
以上で、本定例会に付議されました事件はすべて終了いたしました。
この場よりでありますが、一言ごあいさつを申し上げます。
平成19年第1回定例会、本定例会に上程をされましたすべての議案は十分に審議をいただきまして、ここに閉会の運びとなりました。改めまして議員の皆さん方、そして
牟礼市長を初め理事者の皆さん方のご協力に感謝を申し上げる次第であります。ありがとうございました。
この定例会に上程をされました議案の中には、平成19年度の予算が示されておりました。特別委員会を設置いたしまして、これに付託され、そして山村委員長、森下副委員長を初め、各会派の委員の皆さん方によりまして、十分にこれもご審査をいただきまして、本日
委員長報告に基づいての採決をいたしまして、可決をされたわけであります。ご存じのごとく、八幡市の財政は非常に厳しい状態でありますけれども、さらに行財政改革を進められて、そして一般財政調整基金から7億5,000万円もの取り崩しをされての編成でありました。この平成19年度は市制施行30周年の節目でもありますし、また第4次八幡市総合計画のスタート年度にもなります。八幡市そのもの独自の自治体として生き残りをかけて、この予算が言いかえれば正念場になる予算ではないかと私は思っておる次第であります。どうか
牟礼市長を初め理事者の皆さん方には、今議会の代表質問、さらには特別委員会等での議員からのご指摘とか提言を真摯に受けとめていただきまして、この予算執行に当たっていただきたい、そしてこの予算執行が市民の皆さんへの福祉サービス、行政サービスの向上につながることを大いに期待する次第であります。
また本定例会の代表質問の中に、また今日もごあいさつがありましたけれども、山村議員さんと田村議員さんが任期満了に伴い引退を表明されております。山村敏雄議員は、昭和62年4月に初当選をされ、以後連続5期、20年間にわたり市議会議員を務められ、本年4月29日に任期満了を迎えられます。この間2期目の平成4年12月から平成5年6月にかけて
総務常任委員長、またその他の委員長もお務めになりました。そして、4期目の平成11年5月からは副議長に、平成12年3月から平成13年5月にかけては議長に、それぞれ就任をされ、議会運営に多大なご尽力をいただきました。このほかにも議員在任中の5期20年間に多くの要職をお務めになり、本市の発展と市民生活の向上にご尽力を賜った次第であります。田村卓也議員も、平成7年4月に初当選をされ、以後3期12年間にわたり市議会議員をお務めになり、同じく4月29日に任期満了を迎えられるわけであります。この間平成11年5月からは環境経済常任委員長、そして平成13年5月からは八幡市監査委員にご就任になり、本市予算の適正執行等に向けた指導、助言にご努力をいただいた次第であります。このほかにも議員在任中の3期12年間の間に多くの要職をお務めになり、本市の発展と市民生活の向上にご尽力を賜った次第であります。どうかお二方には健康に十分ご留意をされ、そして長年にわたり培われたご経験によって、八幡市議会、ひいては八幡市政のご意見番として、大所高所よりご指導を賜りますよう、大いに期待をする次第であります。
さて、私ごとでまことに恐縮でありますけれども、平成16年11月に前議長の残任期間として議長に就任し、さらに翌平成17年5月には改めて議長に再任をさせていただきまして、今日を迎えることができました。この間議員の皆さんとともに手を携えて、開かれた議会にしていこう、議会の活性化、言いかえればこれが八幡市政の発展になると、いろいろと取り組みをしてまいりましたが、大過なく本日を迎えることができました。まことにありがたく、議員の皆さん方、そして
牟礼市長を初め理事者の皆さん方にも改めて御礼を申し上げる次第であります。ありがとうございました。また何よりもでありますけれども、私を仲間の1人として議長職を下支えしてくれました議会事務局の鴨田局長を初め、各職員の皆さん方にも、改めて感謝を申し上げる次第であります。ありがとうございました。
いよいよ4月15日告示の
八幡市議会議員選挙であります。出馬される方、私もそうでありますが、どうかこの4年間の議会活動の成果を十二分に市民に訴えられて、改めてこの場でお顔を合わすことを大いに祈念申し上げる次第であります。
結びに、本八幡市議会、ひいては八幡市政のさらなる充実と発展に、また本日ご出席のすべての皆さん方のますますのご活躍とご多幸を祈念いたしまして、言葉足らずながら、私のあいさつといたします。本当にどうもありがとうございました。
牟礼市長。
(牟礼勝弥市長 登壇)
◎牟礼勝弥 市長 平成19年八幡市議会第1回定例会の閉会に当たりまして、一言お礼のごあいさつを申し上げます。
議員各位におかれましては、去る2月26日に今定例会を開会いただきましてから、本日まで、本会議を初め、各常任委員会、また予算特別委員会におきまして、熱心なご審議を賜り、まことにありがとうございました。本日ご提案申し上げました全議案を原案どおり、ご可決、ご同意、ご承認を賜り、重ねて厚く御礼を申し上げる次第でございます。今議会におきまして、議員各位からいただきましたご意見、ご指摘等につきましては、今後、市政運営に心して十分に留意をしてまいりたいと存じております。
さて、施政方針で申し上げましたとおり、平成19年度は八幡市にとりまして、市制施行30周年を迎え、第4次総合計画に基づいた今後のまちづくりの第一歩を踏み出す年度でございます。また、私にとりましても、市長として2期目の総仕上げの年でございます。この大変重要な節目の年度を迎えるに当たりまして、みずからの責任の重さを改めて認識をいたしますとともに、都市間競争の激しさが増す中、本市におきましてもこれまで以上に厳しい経営が余儀なくされる状況下でのかじ取りに、身の引き締まる思いをいたしているところでございます。
月日のたつのは早いもので、議員各位におかれましては、本定例会でその任期を終えられることとなります。この4年間、地方行政を取り巻く環境は大きく変化をいたしましたが、議員各位のご理解とご協力のもとに、おかげさまで財政の健全化や市民の暮らしと福祉の増進に努めることができましたことを、改めまして御礼を申し上げます。来月には統一地方選挙が控えており、皆様には一段とお忙しい日々をお過ごしになられることと思います。どうか健康には十分にご留意をいただきまして、ご奮闘されますことを心からお祈りをいたしております。また、今期をもちまして勇退をされます山村・田村議員におかれましては、長年にわたり八幡市政並びに議会の発展に多大のご貢献を賜りましたことを、心から厚く御礼を申し上げます。どうかこれからも十分にご自愛をたまわりまして、市政推進にご指導をいただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。
閉会に当たり、一言お礼を申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。お世話になりました。ありがとうございました。
○
赤川行男 議長 以上で、平成19年八幡市議会第1回定例会を閉会いたします。長時間まことにご苦労さまでございました。ありがとうございました。
午後 0 時33分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
八幡市議会議長 赤 川 行 男
会議録署名議員 亀 田 優 子
会議録署名議員 田 辺 勇 気...